心理学部  心理学科 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
臨床心理学と倫理 3 後期 2 (30) 選択
担当者 伊藤 啓介, 中嶋 みどり, 山内 加奈子

本学のディプロマポリシー(DP)における当該科目の位置付けについては、以下のカリキュラムマップを
確認してください。  URL:http://www.hirokoku-u.ac.jp/student/studies/syllabus.html
 
〔授業の目的・ねらい〕
心理臨床は人の心に関わるものであり、その業務や研究が与える影響、意義、貢献について充分に把握し、福祉と人権に配慮する必要がある。講義では、臨床心理学に関する倫理の理念と実際について、基本的な内容を学習し理解する。
〔到達目標〕
一般倫理と職業倫理について学習し、その関連性を理解する。そして、心理臨床の専門性と実践の特徴を理解し、臨床心理学に特徴的な倫理がどのようなものか、そして、その影響と必要な倫理的配慮を理解する。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 オリエンテーション 講義の進め方と概要について。 参考文献や臨床心理学の倫理についての書籍や論文を予め読んでおく
第2回 臨床心理学における倫理 臨床心理士が遵守する倫理についての総合的学習する 配付資料および前回の授業のポイント(予め伝えておく)を予習、復習しておく
第3回 専門性について事例をもとに学習する
第4回 多重関係について事例をもとに学習する
第5回 守秘義務について事例をもとに学習する
第6回 インフォームド・コンセントの概念と方法を事例をもとに学習する
第7回 倫理的意思決定について事例をもとに学習する
第8回 前半のまとめの講義をする 1回~7回の授業内容を復習しておく
第9回 さまざまな心理臨床領域での倫理 医療領域での倫理
医療のしくみとその中での倫理を概説し、事例をもとに倫理について議論検討する
医療領域の心理臨床の特徴について予習しておく
第10回 児童福祉領域での倫理
こどもや虐待を対象とする場合の倫理を概説し、事例をもとに議論検討する
虐待の概念や対応について予習しておく
第11回 障害者福祉領域での倫理
障害者福祉のしくみとその中での倫理を概説し、事例をもとに議論検討する
知的や精神、発達障害について予習しておく
第12回 教育領域での倫理
学校現場のしくみとスクールカウンセラーが踏まえる倫理を概説し、事例をもとに議論検討する
スクールカウンセラーの業務について予習しておく
第13回 産業領域での倫理
企業等産業臨床のしくみとその中での倫理を概説し、事例をもとに議論検討する
産業領域の心理臨床の特徴について予習しておく
第14回 多職種連携での倫理
多職種連携で踏まえる倫理を概説し、事例をもとに議論検討する
多職種連携について予習しておく
第15回 まとめ 14回までに行った講義の内容の理解についてまとめを行う。臨床心理学の専門性と倫理がいかに関連しているかを総合考察する 授業全体を復習しておく
〔評価基準〕
受講態度(50%)、テスト(50%)
出席・受講態度・テストの結果を総合して評価する。
〔教科書・参考図書〕
△金沢吉展『臨床心理学の倫理を学ぶ』東京大学出版会 2006年 4-13012044-1
授業の中で適宜参考資料を紹介しレジメを配布する。
〔履修要件〕
他学部他学科からの履修「可」。


試験、レポート等については、フィードバックを行います。