総合リハビリテーション学部  リハビリテーション学科 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
生理学実習(理学療法学専攻) 2 後期 1 (45) 必修
担当者 山岡 薫, 佐々木 久登, 小澤 淳也, 山崎 貴博, 隅田 寛

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〔授業の目的・ねらい〕
動物を使った実験・人体を使った測定・シミュレーション等を行うことにより生理機能を体験し、その過程で理解することが目的。またデータの扱い方、問題点の抽出、解決策の考案、新たな実験の立案などを行う。
〔到達目標〕
生理学に関する物理化学現象を理解する。骨格筋・神経などの興奮性細胞の機能とその仕組みが理解出来る。血液・循環・呼吸・腎・神経調節など体の恒常性を維持する仕組みが理解できる。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 オリエンテーション ・実習における一般的注意事項、実習の進め方、評価の方法などについて確認
・実習に用いる各種溶液の作成
生理学 I ・ IIで学習した内容を復習しておく
第2回 体液:溶液の緩衝作用 体液のpHが一定に保たれる仕組みを考える。 事前に配布する実習マニュアルの該当部分をよく読み、理解しておく。それ以外の多くの生理学の参考書にあたり、内容を理解の上実験の準備をしておく。(各回30分)
第3回 浸透圧 透析膜の内外に浸透圧を発生させ、それを測定する。なぜ浸透圧が発生するかを考える。
第4回 神経の興奮伝導 カエル座骨神経を使い末梢神経の重要な役割である興奮伝導の仕組みを考える。
第5回 骨格筋の収縮 骨格筋の興奮収縮連関と収縮の仕組みについて学ぶ。カエル神経-筋標本を用いる。
第6回 ヒトの心電図 各自、自分の身体から心電図を記録。誘導方法と正常心電図を学ぶ。
第7回 ヒトの誘発筋電図 伸張反射と筋電図の関係を学ぶ。正中神経の伝導速度を測定。
第8回 ヒトの循環動態 心拍数、心音、脈波、血圧などを測定しながら、それらの意味を学ぶ。
第9回 腎の機能 尿量・尿の成分(pH, 塩濃度)などを分析することによって腎臓が行っている体液平衡、排泄などの機能を学ぶ。
第10回 呼吸機能 各自の肺機能を評価。肺のガス交換の仕組みを学ぶ。安静時、運動時における酸素摂取量、二酸化炭素排出量の測定を行い運動強度との関係を学ぶ。
第11回 ヒトの筋電図 表面筋電図を導出。筋活動の量と運動単位の活動様相、筋疲労の状態などを捉える。
第12回 脳波 頭部の12ヶ所に国際誘導法である10・20法にて関電極を置き、脳波を記録する。安静・閉眼で見られるα波の特徴を理解する。睡眠によって出現する徐波を観察する。
第13回 まとめ これまでの実験・観察の結果とその意義について理解度を確認する。 これまでの学修内容を整理しておく。(120分)
〔評価基準〕
筆記試験(50%)、レポート(50%) 
〔教科書・参考図書〕
『生理学I』に同じ。
〔履修要件〕
他学部他学科からの履修「不可」。


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