本学のディプロマポリシー(DP)における当該科目の位置付けについては、以下のカリキュラムマップを 確認してください。
URL:http://www.hirokoku-u.ac.jp/student/studies/syllabus.html
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〔授業の目的・ねらい〕 |
言語聴覚を学ぶ上で必要な人体の基本的な構造を系統的に理解する。リハビリテーションに必要は解剖学の知識を修得する。さらに疾患や症状との関連についても学ぶ。
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〔到達目標〕 |
1.人体を構成する細胞と組織について説明できる。2.人体の発生について系統的に説明出来る。3.運動器(骨・関節・筋)の構造と作用を説明出来る。4.神経系の構造を理解し、説明できる。5.神経系の機能やその障害との関連性を理解し、説明出来る。6.感覚系、脈管系、内臓系(呼吸器、消化器、泌尿・生殖・内分泌)の解剖を理解し、説明出来る。
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〔授業の流れ〕 |
回数 |
授業の構成 |
具体的内容・要点 |
準備学習 |
第1回
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解剖学総論 (山岡)
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解剖学とは、解剖学用語、組織・細胞について
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指定する教科のの該当部分および事前に配布するプリントの該当部分をよく読み、理解しておく。その際、教科書以外の多くの参考書にあたるよう心がける。(各回30分)
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第2回
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骨格系 (山岡)
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骨学総論: 骨の形態と機能、構造、骨の発生
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第3回
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骨学各論: 体幹の骨(頭蓋、脊柱、胸郭)、上肢の骨、下肢の骨
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第4回
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筋系 (山岡)
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筋学総論:筋の構造と働き 筋学各論:あたまの筋、くびの筋 胸腹部の筋、上肢の筋、下肢の筋
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第5回
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脈管系 (山岡)
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血管系、リンパ系、脾臓、胸腺、血液と造血組織
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第6回
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消化器系 (青山)
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口腔、咽頭、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、脾臓、膵臓
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第7回
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呼吸器系 (青山)
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鼻腔、副鼻腔、咽頭、喉頭、気管と気管支、肺
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第8回
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まとめ
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第1回~7回までの内容についての質疑応答
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小テストや配布する印刷物を参考に教科書の内容を理解するように努める。(120分)
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第9回
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泌尿器系・生殖器系 (青山)
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腎臓、尿管、膀胱、 男性の生殖器、女性の生殖器
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指定する教科のの該当部分および事前に配布するプリントの該当部分をよく読み、理解しておく。その際、教科書以外の多くの参考書にあたるよう心がける。(各回30分)
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第10回
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内分泌系 (青山)
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下垂体、甲状腺、上皮小体、副腎、膵臓のランゲルハンス島
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第11回
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発生 (青山)
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人体の発生、胚子の発生、器官系の発生
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第12回
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神経系 (三森)
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神経系の構成
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第13回
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中枢神経系
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第14回
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末梢神経系 神経系の主な伝導路
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第15回
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感覚器系 (三森)
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視覚器、平衡聴覚器、皮膚
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第16回
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まとめ
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第9回~15回までの内容についての質疑応答
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小テストや配布する印刷物を参考に教科書の内容を理解するように努める。(120分)
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期間外
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人体解剖実習見学
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広島大学解剖センターにおいて、献体された人体の観察を行う。 頭頸部、内臓の観察を主に行う。 二コマ×2回程度。
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解剖学授業および、見学前の指示や、配布物を十分復習しておく。(60分)
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〔評価基準〕 |
筆記試験(100%)
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〔教科書・参考図書〕 |
◎藤田 恒夫 (著)『入門人体解剖学』改訂第5版 南江堂 2012年 978-4-524-24237-5 ○F.H. マティーニ 他 (著), 井上 貴央 (翻訳)『カラー人体解剖学―構造と機能:ミクロからマクロまで』西村書店 2003年 978-4890133055
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〔履修要件〕 |
他学科からの履修 「可」 ただし多い場合は人数を制限する
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試験、レポート等については、フィードバックを行います。
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