総合リハビリテーション学部  リハビリテーション学科 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
作業療法特別講義Ⅰ 3 前期 1 (30) 選択
担当者 大井 博司, 三森 康世, 山路 博文, 小澤 恭子, 國貞 将志, 叢 麗, 平澤 玲, 舟木 優佳

本学のディプロマポリシー(DP)における当該科目の位置付けについては、以下のカリキュラムマップを
確認してください。  URL:http://www.hirokoku-u.ac.jp/student/studies/syllabus.html
 
〔授業の目的・ねらい〕
作業療法の実践において、対象者とのコミュニケーションは重要な要素である。そのため対人援助職種としての常識的なスキルだけでなく、深い人間理解に向けた心のあり方や、人間関係をコントロールするための自己管理能力が重要となる。本講義では、各教員が持つ臨床経験の中で体験した、対象者と、あるいは対象者家族や他職種との人間関係やコミュニケーション、関わりを振り返る中で、臨床現場で重要な臨床現場でのコミュニケーション要件や必要なスキルについて講述する。
〔到達目標〕
対人援助職としての作業療法士への関心を強く持ち、適切な対人スキルを磨く下地ができる。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 作業療法の醍醐味1(大井) 米国ハワイ州の医療施設やリハビリテーション施設における作業療法の状況を紹介しながら、日本の作業療法のこれまでとこれからについて、学生諸君と一緒に深く考えてみたい。 左記の具体的内容・要点に書かれている事項について、文献やインターネット等を用いて自分なりに事前に調べておくこと(各回60分)
第2回 作業療法の醍醐味2(大井) 日本の精神科作業療法の歴史と、一人の精神科作業療法士(大井)の歩んだ小歴史とを無謀にもリンクさせながら、学生諸君と一緒に作業療法の原点について思いを馳せてみたい。
第3回 治療道具としての自分1(小澤恭) 医療の中でも作業療法に特徴的な、治療手段としての作業療法士自身の使い方を、発達・身障・老年期の臨床例を通じて解説する
第4回 治療道具としての自分(小澤恭)
第5回 作業に焦点をあてた実践(OBP):基礎編(國貞) OBPの基礎知識として、歴史的背景、学問的背景、実践過程について解説する。
第6回 作業に焦点をあてた実践(OBP):応用編(國貞) OBPの事例を紹介し、実際にどのように行われるのかについて解説する。
第7回 老年期作業療法における実践1(叢) 老人保健施設での事例を通して、老人保健施設での作業療法役割~チームの中の作業療法士~
第8回 老年期作業療法における実践2(叢) 老人保健施設入所者本人の思いと家族の思いをめぐって
第9回 緩和ケアにおける作業療法1(平澤) 緩和ケアにおける作業療法士の役割や介入について、自身の経験をもとに解説する
第10回 緩和ケアにおける作業療法2(平澤) 緩和ケアにおける作業療法士の役割や介入について、ケーススタディを基に検討する
第11回 OTのキャリアアップについて(舟木) OTの進路や進路決定の時期など具体例を通じ、OTのキャリアや未来を考える
第12回 失敗から学ぼう~実習や臨床でのケーススタディ(舟木) 実習や臨床での困りごとをケーススタディで示しながら、その対処法を学ぶ
第13回 神経症候学について(三森) 神経内科医として、作業療法士の臨床活動には重要と考えられる「神経症候学」について述講する
第14回 作業療法~西から東へ~(山路) 作業療法実践の西洋から東洋までの最新のトピックを紹介してみんなと考察する
第15回 作業療法~北のまちから南のまちまで~(山路) 作業療法の進んだ地域の事例を取り上げみんなと検証する
〔評価基準〕
参加態度や感想レポート等を担当教員全員で総合的に評価する
〔教科書・参考図書〕
特になし
〔履修要件〕
他学部他学科他専攻からの履修は不可


試験、レポート等については、フィードバックを行います。