医療栄養学部  医療栄養学科 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
応用栄養学概論 2 後期 2 (30) 必修
担当者 山内 有信(非)

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〔授業の目的・ねらい〕
正常な発育・康維持・増進のためには適切な栄養摂取が必要であるが,現代社会では摂取バランスの崩れによって発生する生活習慣病罹患者の増加が問題になっている。摂取すべき栄養素量(食事摂取基準)は,性別,年齢,身体状況,生活様式,生活環境など様々な要因によって異なっている。応用栄養学で学修する内容は,臨床栄養,公衆栄養,栄養教育,給食経営管理などあらゆる分野における管理栄養士実践活動の基盤となるものである。そこで,本授業では,主として身体状況や栄養状態に応じた栄養管理(栄養マネジメント)の考え方の基礎知識と,食事摂取基準の科学的根拠と活用に関する基礎理論について学ぶ。
〔到達目標〕
栄養マネジメントの基礎となる考え方を理解し,その遂行に必要な栄養状態の評価・判定(栄養アセスメント)の考え方や方法を習得する。また,「日本人の食事摂取基準」の目的と策定の基本方針,活用のための理論と方法の知識を習得する。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 ガイダンス 応用栄養学とは
栄養ケアマネジメントの概念とプロセス
予習:シラバスを読んでおく。また一般的にマネジメントとはどういうものか調べておく。
復習:資料を見直す。
第2回 栄養アセスメント(1) 栄養スクリーニング,臨床診査) 栄養スクリーニングとは
栄養アセスメントのための臨床診査の目的と意義
予習:一般的にスクリーニングおよびアセスメントとはどういうものか調べておく。
復習:資料を見直す。
第3回 栄養アセスメント(2) 臨床検査・身体計測 栄養アセスメントにおける臨床検査と身体計測の目的と意義 予習:臨床検査項目および身体計測にはどのようなものがあるか調べておく。
復習:臨床検査の参考値と数値の意味を,必要に応じて生化学や基礎栄養学のテキストも参考に,まとめる。
第4回 栄養アセスメント(3) 直接的評価・栄養ケア計画の実施 直接的評価(食事調査)の種類と特徴
栄養ケア計画の実施のプロセス
予習:自分の1週間の食事内容を記録してみる。
復習:記録した自分の食事内容を見直す。
第5回 「日本人の食事摂取基準」の総論的理解 食事摂取基準の歴史
食事摂取基準とは
栄養学との関係
予習:食事摂取基準について(何が記載されているのか)調べておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第6回 栄養素の摂取基準指標の理解(1) 指標の総論と摂取不足対策 指標の優先順位
摂取不足対策の指標
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。また,「国民健康・栄養調査」を調べてみてる。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第7回 栄養素の摂取基準指標の理解(2) 過剰摂取対策と生活習慣病一次予防 過剰摂取による健康障害回避のための指標
生活習慣病の一次予防のための指標
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第8回 エネルギーの摂取基準指標の理解 エネルギー必要量
エネルギー管理
肥満とやせ
予習:肥満・やせによる健康障害を調べる。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第9回 注意すべきライフステージ総論 ライフステージ別注意点の概略 予習:各栄養素の役割,欠乏症・過剰症について見直しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第10回 「日本人の食事摂取基準」活用の要点 食事摂取基準の活用目的
エネルギー・栄養素の優先順位
食事アセスメントでの活用
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第11回 「日本人の食事摂取基準」活用目的ごとの要点整理(1) 食事改善総論 個人あるいは集団を対照とした食事改善 予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第12回 「日本人の食事摂取基準」活用目的ごとの要点整理(2) 食事アセスメント法の選択基準と給食管理 食事摂取基準から見た食事アセスメント法の選択基準
給食管理におけるアセスメント
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第13回 施設における実践のあり方(1) 児童福祉,高齢者 児童施設における食事計画の評価・改善・留意点
高齢者施設における食事計画の評価・改善・留意点
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第14回 施設における実践のあり方(2) 事業所,学校 事業所における食事計画の評価・改善・留意点
学校給食における食事計画の評価・改善・留意点
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
第15回 特定給食施設等に対する支援の考え方 給食を介しての健康づくり等の考え方
行政から給食施設への支援の在り方
予習:テキスト関係範囲に目を通しておく。
復習:テキスト関係範囲または資料を見直す。
〔評価基準〕
試験(100%)
ただし,授業態度や提出物等で加点・減点する。
〔教科書・参考図書〕
○佐々木 敏『食事摂取基準入門 そのこころを読む』同文書院 2010年 978-4-8103-1380-2
○菱田 明 他『日本人の食事摂取基準[2015年版]』第一出版 2015年 978-4-8041-1312-8
△栢下 淳 他『栄養科学イラストレイテッド 応用栄養学』羊土社 2014年 978-4-7581-08775 
〔履修要件〕
他学部他学科からの履修「不可」


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