心理科学研究科  実践臨床心理学専攻 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
臨床心理地域援助学実習Ⅱ(福祉) 2 前期(期間外) 2 (60) 必修
担当者 田形 修一, 小畠 啓子, 松崎 佳子, 吉川 久史

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〔授業の目的・ねらい〕
児童相談所、福祉施設(児童養護施設、情緒障害児短期治療施設等)において、臨床心理学的支援の実際を実習する。事前指導として、指導員、看護師、理学・作業療法士といった他の職種との協働のあり方について学ぶ。福祉における地域援助は、その人個人だけでなく取り巻く環境、特に家族あるいは養護者への支援は必要不可欠となる。実習には、家族等への支援、人的環境の調整や連携のあり方が含まれる。実習中は随時、施設に出向いて学生の実習状況を確かめ、必要に応じて指導する。同時に施設スタッフとの情報の共有・交換を図る。実習終了後は事後指導として、施設での学習内容や体験を通しての学びを確認し、未解決の課題を中心に指導する。
〔到達目標〕
福祉領域の他職種との協働体制が可能にする前提条件を知る。
福祉領域における臨床心理学の活用の効用と限界を知る。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回

第5回
実習のオリエンテーションと事前指導 実習先の特徴をあらかじめ理解し、事前学習(情報収集)を行い、それを発表する。 福祉施設ならではの専門性に注目しながら、自ら実習目標を立てる。 臨床心理実習手引(学外実習)を理解しておくこと。各施設ごとに情報収集を行い資料を作成しておくこと。(各回60分)
第6回

第25回
実習と個別指導 福祉施設で実習を行う。学内では、実習現場で起こる問題点について、実習担当教員と個別に話し合い、現場の行動について学習する。
実習中の学習内容
・利用者の特徴や施設での心理としての役割について学ぶ
・利用者にとっての福祉施設の効用と限界について実習する
・他職種の実践的連携
・臨床心理学と福祉の視点の有効な連携
実習中の学習の手立て
・施設利用者との直接の交流。
・施設職員との指導的交流。
・本専攻の教員による指導(訪問指導、日報を通しての指導)


日々の実習目標を振り返り、日報にまとめるとともに、次回の実習目標の確認する。実習の中での疑問点や実習担当者からの指摘にはすぐに対応する、あるいは担当教員と協議する。(各回60分)
第26回

第30回
実習のまとめと事後指導 実習で体験したことをもとに、福祉臨床における臨床心理士の専門性、福祉臨床や実習施設の特徴などについて、実習施設ごとにまとめて発表を行う。 実習目標について振り返り、実習機関ごとに実習のまとめの資料を作成しておくこ。(各回60分)
〔評価基準〕
受講態度(40%)、習得度(60%)
出欠席:欠席1回で認定不可(特別の場合を除き、欠席を認めない)
受講態度:実習施設担当者からの総合評価に応じて得点が加算される〔D:0点、C:10点、B:20点、A:30点、S:40点〕
習得度:実習課題の習得度、実習での体験、臨床心理士の役割と意義の理解について、それぞれ20点満点で評価
〔教科書・参考図書〕
○下山晴彦(編)『臨床心理実習論』誠信書房 2003年
○中田行重 串崎真志『地域実践心理学』ナカニシヤ出版 2005年
広島国際大学大学院「臨床心理実習手引き」
〔履修要件〕
他研究科他専攻からの履修「不可」


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