心理科学研究科  実践臨床心理学専攻 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
臨床心理査定学実習Ⅱ 2 前期 1 (45) 必修
担当者 田形 修一, 向笠 章子, 寺沢 英理子, 岡野 泰子, 小畠 啓子, 松崎 佳子, 吉川 久史

本学のディプロマポリシー(DP)における当該科目の位置付けについては、以下のカリキュラムマップを
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〔授業の目的・ねらい〕
臨床心理査定学実習1に引き続き、臨床心理の実践場面で必要な心理査定について、心理臨床センターの来談事例を通して学ぶ。発達相談の事例であれば、知的水準や発達水準について、心理検査法、観察法、面接法を通して査定の仕方を学び、心理相談の事例であれば、人格特徴や発達水準、病理水準の査定の仕方を学ぶ。これらを通して面接方針の立て方を理解し様々なケースに対応できるよう、実践的技能を習得する。心理検査は、本実習と、「臨床心理査定学実習1」を通して、少なくとも、ロールシャッハなどの投映法を一つ、WISCなどの知能検査を一つ行い、その手続きと結果について、授業の中で発表することが望ましい。観察法は、心理臨床センターに来談するケースのインテーク面接を行い、見立ての立て方を学ぶ。本実習と、「臨床心理査定学実習1」を通して、少なくとも2つ以上のインテーク面接を経験することが望ましい。
心理臨床センターの来談事例を理解し資料にまとめ発表することによって、多くの意見やコメントを通しケースを深く理解することができるようになるとともに、他の受講生が発表した内容について、自分なりの理解をして意見を述べることができるようになる。
〔到達目標〕
(1)心理検査やインテーク面接で得られた検査情報や観察内容・面接内容から、臨床心理学的理解に基づいて事例理解を行い、見立てと方針をまとめて発表、あるいはその発表を聞いて、討論できる。
(2)本実習と、「臨床心理査定学実習1」を通して、すくなくとも、ロールシャッハなどの投映法を一つ、WISCなどの知能検査を一つ行い、その手続きと結果について記述し、面接における観察や主訴と関連付けてアセスメントできる。
(3)本実習と、「臨床心理査定学実習1」を通して、少なくとも2つ以上のインテーク面接を行い、その観察内容と、見立て、継続面接の際に起こりえる問題や注意点を理解できる。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回

第22回
インテーク面接内容についての発表とアセスメント 臨床心理査定学実習2とあわせて、少なくとも2つ以上のインテーク面接を発表する。

臨床心理査定学実習2とあわせて、少なくとも、ロールシャッハなどの投映法を一つ、WISCなどの知能検査を一つ行い、その手続きと結果について発表する。

その際、発表者は、臨床心理学的理解を持ってクライエント理解をし、見立てと方針を立てていくことを学修する。

他の受講生は、報告を聞き討論に参加しながら、臨床心理学的理解を持ってクライエント理解をし、見立てと方針を立てていくことを学修する。

以上を通して、到達目標を目指す。
毎回の面接の実施・陪席後、面接記録を作成し、理解を進め、次回の面接の持ち方を検討しておくこと。(各回60分)
第23回 最終報告 これまでインテーク面接を行った事例についてまとめて報告することで、自らのインテークの内容について考察する。 これまでインテーク面接を行った事例についてまとめ、資料作成しておくこと。(60分)
〔評価基準〕
受講態度(40%)、習熟度(60%)
出欠席:欠席2回で認定不可。
受講態度:授業での発言内容を評価する。(1)自分の事例報告形式のわかりやすさ、(2)他の受講生が発表した内容に対するコメントはそれぞれ10点満点、(3)自分の事例についてのアセスメント、考察の内容を20点満点で評価する。〔D:0点、C:10点、B:20点、A:30点、S:40点〕
習熟度:レポートの内容を評価する。自分が担当したすべての事例について最終報告書を提出し、その内容について評価する。
〔教科書・参考図書〕
適宜指定する。
〔履修要件〕
他研究科他専攻からの履修「不可」


試験、レポート等については、フィードバックを行います。