薬学部  薬学科(6年制) 2018年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
物理分析化学の進歩 6 前期 2 (30) 選択
担当者 青木 宏光, 児玉 頼光, 松田 明, 南 英輝

本学のディプロマポリシー(DP)における当該科目の位置付けについては、以下のカリキュラムマップを
確認してください。  URL:http://www.hirokoku-u.ac.jp/student/studies/syllabus.html
 
〔授業の目的・ねらい〕
基礎薬学科目としての物理化学系と分析化学系の科目は、薬とは少し距離のある科目と考えられがちである。しかし、それぞれの専門分野において、研究の最先端を行く研究が数多くなされていることは学部生達に広くは知られていないし、物理分析系の講義において紹介されることも少ない。本講義ではそれぞれの専門分野の最先端の研究紹介をし、数多く話題を提供することを目的とする。
〔到達目標〕
1年~4年までに学ぶ薬学科目は薬剤師として修得するべく知識に重点化されたものであるが、この科目では実践的な薬学知識に重点をおいた内容について修得する。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 向流クロマトグラフィーによる分離(青木) 向流クロマトグラフィーの原理および応用について紹介する 青本1「物理」のクロマトグラフィーの項を読んでおくこと。(30分)
第2回 ハイドロコロイドの機能性(青木) ハイドロコロイドの構造と機能について概説する。 物理化学大義22章レオロジーの項を読んでおくこと。(30分)
第3回 薬剤師になる君達に(青木) 不良長寿のすすめ。 世界の長寿者について調べておくこと。(30分)
第4回 分析機器の応用(1)(児玉) ICP質量分析法。 原子スペクトル法、質量分析の復習をしておくこと。(30分)
第5回 分析機器の応用(2)(児玉) 光学異性体を見分ける。 光学異性体について復習しておくこと。(30分)
第6回 分析機器の応用(3)(児玉) 熱分析。 日本薬局方の熱分析の部分を見ておくこと。(30分)
第7回 分析機器の応用(4)(児玉) 錯生成定数を求める。 紫外可視吸光度法の二波長分析について復習しておくこと。
(30分)
第8回 臨床における分析技術の進歩(1)(松田) 一般的な臨床医学検査について解説する。 3年次の「臨床への化学分析応用」で学習した「酵素を用いる分析法」および「免疫学的測定法」を復習しておくこと。(30分)
第9回 3年次の「臨床への化学分析応用」で学習した「電気泳動法」を復習しておくこと。(30分)
第10回 臨床における分析技術の進歩(2)(松田) がんを中心に、診断用および治療用医療機器について解説する。 3年次の「臨床への化学分析応用」で学習した「画像診断法」を復習しておくこと。(30分)
第11回 これまでに習った抗がん剤について復習しておくこと。(30分)
第12回 医薬品の結晶化に関する進歩(1)(南) 結晶多形とその解析方法について。 結晶系、結晶格子、有機化合物のコンホメーションについて調べておく。
第13回 医薬品の結晶化に関する進歩(2)(南) 医薬品混合結晶(共結晶)の形成による結晶物性の改良について。 分子間相互作用、特に水素結合について調べおく。
第14回 放射光の利用(1)(南) 放射光を用いた物性評価について。 前回の復習をしておくこと。
第15回 放射光の利用(2)(南) 放射光を用いた構造解析について。 前回の復習をしておくこと。
〔評価基準〕
講義への参加[質問・意見等](50%)、レポート(50%) 
〔教科書・参考図書〕
特になし(プリント配布する場合もある)。
〔履修要件〕
他学部からの履修を認める。ただし、事前に担当教員の許可を受けておくこと。


試験、レポート等については、フィードバックを行います。