看護学部  看護学科 2017年度
科目名 年次 期間 単位(時間) 区分
小児看護学演習 3 前期 1 (30) 必修
担当者 江口 千代, 梅田 弘子, 和田 寿子

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〔授業の目的・ねらい〕
小児看護学概論、小児看護学各論の基礎知識を踏まえ、小児とその家族の健康/発達上の課題を総合的に理解し、小児看護実践に必要な基礎的知識・技術・態度を修得する。
具体的には、小児とその家族の健康レベルに応じた看護援助について、基本的技術を修得し、事例に基づいた看護過程の展開を通して学修する。これらを踏まえて、子どもと家族に対する小児看護の方法について幅広く考察する。
〔到達目標〕
1.小児看護に必要な援助技術を修得する。授業で演習する技術について、それぞれの目的・方法・留意点を説明・実施できる。
2.小児の看護過程の展開を通して小児とその家族の健康レベルに応じた看護支援について具体化できる。
〔授業の流れ〕
回数 授業の構成 具体的内容・要点 準備学習
第1回 1.小児看護学演習の授業説明
2.小児疾患の試験
3.小児の看護技術の特徴(難しさ・インフォームドアセント・家族への関わり方) 健康歴の聴取とフィジカルアセスメント(計測を含む)、家族への情報収集(母子健康手帳、健診の活用等も含む)
1.小児看護学演習の授業説明
2.小児疾患の試験
3.小児の看護技術の特徴(難しさ・インフォームドアセント・家族への関わり方)
4.健康歴の聴取とフィジカルアセスメント、家族への情報収集(母子健康手帳、健診の活用等も含む)を学習する。
【予習】テキスト(以下:テと略す)<2>に掲載されている疾患について各自学習し、試験の対策を行う(2年次の春休みを活用し効率的に学習する)。
テ<3>p2-6,<1>p162-170を読んでおく。(60分)
第2回 小児看護技術(1)コミュニケーション技術(プレパレーション・ディストラクション・遊び) 1.プレパレーション計画
2.ディストラクションツールの作成
【復習】第1回の授業時に提示するキーワードを用いて授業の要旨を記述し提出する。(60分)
【予習】第1回に配布するワークブックの第2回授業該当部分をテ<1>p256-259,<3>p7-17を参照して記入をして授業に参加する。(60分)
第3回 小児看護技術(1)症状・生体機能の管理技術 1.環境整備
2.危険防止(転落・転倒防止等)
3.バイタルサイン測定
【復習】第2回の授業を振り返り、ワークブックの内容を整理し、第2回に提示するキーワードを用いて授業の要旨を記述し提出する。(60分)
【予習】第1回に配布する「小児看護学演習 記録用紙」にテ<3>p42-52,166-205を参照して記入をして授業に参加する。(60分)
第4回
第5回 小児看護技術(2)日常生活援助技術 1.清潔(臀部浴・陰部洗浄)
2.全身清拭・寝衣交換
3.排泄(おむつ交換・採尿等)
【復習】予習で準備した記録用紙に授業での学習内容を追記し、第3回に配布した「演習終了後のチェックリスト」を記入して提出する。(60分)
【予習】「小児看護学演習 記録用紙」にテ<3>p153-156,141-144,157-163,83-92,270-274を参照して記入をして授業に参加する。(60分)
第6回
第7回 小児看護技術(3)治療援助技術 1.点滴管理(輸液ポンプ・シーネ固定・CV管理
と方法)・移動
【復習】予習で準備した記録用紙に授業での学習内容を追記し、第5回に配布した「演習終了後のチェックリスト」を記入して提出する。(60分)
【予習】「小児看護学演習 記録用紙」にテ<3>p418-448を参照して記入をして授業に参加する。
第8回
第9回 小児看護技術 グループプレゼンテーション 各グループで指定した技術単元についてプレゼンテーションを行う 【復習】予習で準備した記録用紙に授業での学習内容を追記し、第7回に配布した「演習終了後のチェックリスト」を記入して提出する。(60分)
【予習】各グループで指定された技術単元について要旨についてプレゼンテーション資料を作成し、プレゼンテーションの準備を行う。(60分)
第10回 小児の看護過程(1)総論 1.小児の看護過程の特徴
2.小児と家族のアセスメントにおいて留意すべき内容
3.関連図・看護診断・看護計画・退院指導計画
【復習】グループプレゼンテーションを聴き、各技術単元の要旨について第9回に配布する用紙に記入して提出する。(60分)
【予習】 第1回に配布するワークブックの第10回授業該当部分をテ<3>  を参照して記入をして授業に参加する。(60分)
第11回 小児の看護過程(2)情報収集・アセスメント 1.情報取集の方法
2.アセスメントの枠組みと記述するべき内容
【復習】第10回の授業内容を振り返り、ワークブックの内容を追記する。(30分)
【予習】第1回で配布した看護過程の事例をもとに、各自情報の整理・アセスメントを行い授業に持参する。(空いている時間を活用して早めに取りかかる)
第12回 小児の看護過程(3)アセスメント 1.各枠組みのアセスメントの要点と統合 【復習】第11回の授業を踏まえて、各自のアセスメントを振り返り、グループでアセスメントを行う。
【予習】各枠組みの内容を各自詳細に記述し、グループで集約してアセスメントを行う。(予習と復習を合わせて90分)
第13回 小児の看護過程(4)関連図・看護診断 1.関連図の記述方法
2.看護診断の具体的方法
【復習】第12回の授業を踏まえて、各グループでアセスメントを完成させる提出する。(90分)
【予習】各自関連図を作成、看護診断を導きだして授業に参加する。(90分)
第14回 小児の看護過程(5)看護計画・退院指導計画 1.個別性のある看護計画とは
2.入院時から退院を見据えた支援を考える
【復習】第13回の授業を踏まえて、各グループで関連図・看護診断を完成させ提出する。(90分)
【予習】各自看護計画・退院指導計画を立案して授業に参加する。(90分)
第15回 まとめ
こどもの園・保育所実習オリエンテーション
1.小児看護学演習授業全般のまとめ・振り返り
2.こどもの園実習オリエンテーション
【復習】第14回の授業を踏まえて、各グループで看護計画・退院指導計画を完成させ提出する。(90分)
【予習】これまでの授業を振り返り、疑問点を明確にして授業に参加する。(60分)
〔評価基準〕
小児看護技術演習(試験,レポート内容)(60%)、看護過程の展開(試験,アセスメント・関連図・看護診断・看護計画)(40%) 
〔教科書・参考図書〕
◎<1>中野綾美編集  小児看護学1 『小児の発達と看護』 MCメディカ出版 2015 ISBN978-4-8404-4918-2
◎<2>石黒彩子・浅野みどり編集 『発達段階から見た小児看護過程 病態関連図(第2版)』 医学書院 2012 ISBN978-4-260-01562-2
◎<3>浅野みどり編集 『根拠と事故防止からみた小児看護技術』(第2版) 医学書院 2012 ISBN978-4-260-01138-9
〔履修要件〕
他学部他学科からの履修「不可」。
小児看護学概論、小児看護学各論の内容を踏まえて授業に臨むこと。


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